6400グラムの超巨大児誕生にベテラン産科医も衝撃 「信じられない」
巨大児予測はなされていたものの、新生児の平均体重の約2倍に迫る大きさで、誕生した男の子がいる。
アメリカ在住の2児の母親である女性が、このたび第3子を出産。上の2人も大きめなサイズで生まれていたため、第3子も同様の予測がなされていたが、実際には想定外の大きさの赤ちゃんだったため大騒ぎになった。『Daily Mail UK』など海外メディアが報じている。
■いきなりの破水
アメリカ・アリゾナ州で暮らすキャリー・パトナイさんが4日、妊娠38週で破水した。帝王切開での出産予定日の前日に検診で体重をはかっている最中だったため、予定日を一日早めてそのまま出産に臨むことになったそうだ。
出産前の最後の超音波検査で、フィンリーくんと名付けられたお腹の子の推定体重は13ポンド(約5,897グラム)と算出されたが、看護師たちは「そこまで大きくはないだろう」と話していたという。
■超巨大児の誕生
しかしフィンリーくんは、驚異の14.1ポンド(約6,396グラム)で誕生した。キャリーさんの主治医が、27年間の医師生活の中で見たこともない大きさだったという。
キャリーさんは出産時の手術室の様子を、「フィンリーを引っ張り出した瞬間、お医者さんたちが『ヤバい』『巨大だ』『信じられない』と大騒ぎになりました」とメディアに語っている。
フィンリーくんはその後、NICU(新生児特定集中治療室)で8日間過ごしたが、その体重は、同時期にNICUにいた他の赤ちゃん3人の合計体重と、ちょうど同じくらいだったそうだ。