恋人の浮気を疑い… 若い男性のおよそ8人に1人が「購入しているもの」
パートナーの不倫や浮気が疑わしいとき…女性よりも、男性のほうが“ある行動”を取る傾向が。
■「隠し撮り」法的に問題なのでは?
一方で、いくら不貞の証拠をつかむためとはいえ、相手を隠し撮りする行為は法的に問題ないのだろうか…。
この点について、齋藤弁護士によると「多くのケースでは、違法収集証拠であるとして証拠として排斥されることはありません」という。
■刑事と民事で大きな違いが
刑事事件の世界では、「最高裁判所は、捜査機関に対し違法収集証拠排除法則というものを確立」している一方で、「本件のような不倫や離婚、浮気といった民事事件の世界では、確立されたルールはないというのが正確なところです」と齋藤弁護士は話す。
「一つの基準として著名なものとしては、①人格権侵害、①著しい反社会性があること、これが基準として挙げられますが、本件のような小型カメラをしかけた程度で、排斥されている例をあまり見ません」という。
カメラを仕掛けて、GPSで……相手への憎しみが強くなるほど徹底的に追い詰めたくなるが、それによって、自分自身がより深く傷ついてしまう場合も。まずは信頼できる誰かに相談してみるなど、慎重な行動を心がけたい。
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(取材・文/Sirabee編集部・越野 真由香 取材協力/<a href="https://sirabee.com/author/takehiro_saito/">齋藤健博</a>弁護士)
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)