膨らんだ腹が巨大化した悪性腫瘍と判明した女性 医師とともに検査の重要性を訴え
腹ばかりが膨らみ、妊婦のようになった女性。その原因は、7.7キロの巨大な腫瘍だった。
■巨大な腫瘍を摘出
9月に入り、ようやくCT検査を受けた女性。その数時間後には医師から連絡があり、「33センチの腫瘍ができています」と聞かされた。
脂肪肉腫という悪性のものだったことから、同月27日に手術を受け右の腎臓と副腎ごと摘出。その際に医師たちが腫瘍の重さを確認したところ、約7.7キロもあったという。
だが転移していなかったことから、化学療法や放射線療法を受ける必要はなかったそうだ。この経験について公表した女性は「自分の健康状態にはしっかり注意を払っておくほうがいい」と、積極的に検査、そしてそこからの治療を受けるよう呼びかけている。
■医師が語る診察時の心得
女性が治療を受けたメディカルセンターの医師は、「全ての患者さんにメディカルスキャニングを行うわけではありません」「どこかが悪いと感じたら、『検査してほしい』と何度でも担当医に伝えてください」とコメント。
また重要なポイントとして、「経験が豊富なドクターを選ぶこと」とも話している。
体調を崩して病院に行っても検査をしてもらえず、「アレルギーです」「風邪でしょう」などと診断されて終わることがある。それが原因で重病を見逃すことがないよう、検査が必要だと感じる場合はしっかりと医師に伝えたい。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)