三角関係に敗れたレズビアンの警察官　元カノと新恋人に発砲し死傷させる

カップルの破局にはさまざまな理由があるが、三角関係に敗北し、孤独になるのは苦しいだろう。アメリカ・ニューヨーク市で警察官が驚きの発砲事件を起こし、犠牲者が出たことを『CBS Local／New York』『NEW YORK POST』などが報じている。

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■女性同士のカップルに発砲

ニューヨーク市で現地の13日夜、ブルックリン区の民家にイヴォンヌ・ウーという31歳の女の警察官が押し入り、若い女性2名に向かって次々と発砲。14日に同僚によって逮捕された。

撃たれた2名はともに病院に救急搬送されたが、ジェイミー・リャンさん（24）は死亡が確認され、ジェニー・リーさん（23）は重傷を負い治療を受けている。

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■三角関係で敗北

ウー容疑者はレズビアンで、最近までジェニーさんと交際していた。しかしジェニーさんは極秘にジェイミーさんとも恋仲になり、関係がもつれた末にウー容疑者と別れ、ジェイミーさんを自宅に迎え入れていた。

13日、ウー容疑者は午後5時を過ぎるとジェニーさん宅を付近から監視。ジェイミーさんがそこに入って行ったことを確かめると、拳銃を握りしめながら押し入り、いきなりその胸部を狙ったことがわかっている。

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■同僚による取り調べ

ニューヨーク市警の第72地区となるサンセットパークに5年勤務し、それまで何ら問題を起こしたことがなかったウー容疑者。このたび殺人および殺人未遂の容疑で起訴されたが、犯行後は自ら署に出頭し、同僚による取り調べにも素直に応じていた。

「ジェニーとは数日間にわたり口論が続き、自分をみじめにさせた若い2人に激しい怒りを覚えた」などと話したという。

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■愛情が転じて憎悪や怒りに

ウー容疑者とジェニーさんの交際は約2年。9月になると関係がぎくしゃくし始め、下旬には三角関係が発覚した。

ジェニーさんとよく話し合い、何とか元のさやに収めようと努力した同容疑者だが、ジェニーさんの気持ちはすっかりジェイミーさんに傾いていた。もはや修復不可能と感じた瞬間に、それまでの愛情が憎悪や怒りへと転じてしまったという。

現在、ニューヨーク大学ランゴーン・ブルックリン病院で精神鑑定が行われている。