性虐待した娘の妊娠を恐れ… 避妊薬を飲ませようとした父親に実刑判決
娘に性的行為を強要した父親。発覚を回避すべく悪知恵を働かせたが、直後に通報された。
■下された実刑判決
真相を知りショックを受けた母親は、娘を守るために通報。この事件に関する裁判がこのほど開かれ、裁判所は父親に懲役21年の実刑判決と24回のむち打ち刑を命じた。
このとき判事は父親の身勝手な行為を厳しく批判したが、犯行発覚後にウソをつかず真相を明かした点だけは評価したもよう。「君が自分で壊してしまった家庭です」「時間の経過とともに、ご家族の傷が少しでも癒えることを願います」とも述べた。
■妻と娘の意外すぎる決意
弁護士によると、被害に苦しんだ娘、そしてその母親はなんと「寛大な判決を」と求めていたのだという。しかも「許す」と決意し和解をも望んでいるというのだが、これについては「どういう心境なのかさっぱり理解できない」という声もある。
子供時代を奪われた娘は、現在14歳になっているという。よりによって父親に尊厳を踏みにじられた娘だが、今後は穏やかな人生が待っていることを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)