舛添前都知事、医療関係者への3回目接種を要請 「総選挙後の最初の課題」
前都知事の舛添要一氏が「医療関係者に3回目接種が急務」だと意見を明らかにした。
前東京都知事で厚生労働大臣を務めた経験もある舛添要一氏が17日、Twitterにコメントを投稿。新型コロナウイルスのワクチン接種について専門家と議論を行い、3回目の接種は急務であるとの持論を明らかにした。
■医療関係者に3回目開始するべき
舛添氏はワクチンの専門家との間で議論を行った結果、ワクチンの3回目接種について急務であるとの持論を明らかにした。ワクチンの持続期間については6ヶ月とも8ヶ月とも言われている。
どちらにせよ「早期に接種した医療関係者などは、もう(3回目の)接種を開始すべきである」と舛添氏が指摘するように徐々に効果が薄れてくるとされる時期に近づいている。舛添氏は総選挙を終えた後の新しい国会へ、3回目接種は「コロナ対策の最初の課題」だと示した。
■3回目接種へ米国の対応は…
新型コロナワクチンの3回目の接種について米国の疾病対策センター(CDC)は9月25日に65歳以上や18歳以上で重症リスクの高い人、感染リスクの高い医療関係者などに対し行われることを公表している。
それを受けて米国食品医薬品局(FDA)では27日にファイザー社製ワクチンの3回目接種を承認。10月14日には同じくモデルナ社製ワクチンについても3回目接種への使用を承認を行った。
これまで発展途上国へワクチンを普及させるために3回目の接種に待ったをかけていた世界保健機関(WHO)も11日に抗体が不十分な人に限り容認する意見を出すなど、世界でのブースター接種に向けた動きは続いている。