ビートたけし、コロナ後「TV番組の変化」を指摘 国家予算にも独自提言
ビートたけしが新型コロナウイルス後のテレビ番組の現場に「異常なことが当たり前になった」と持論。国家予算の用途についても、熱く語った。
17日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが新型コロナウイルス感染拡大後に訪れた「生活様式の変化」や国家予算の使い道について持論を展開した。
■コロナ禍での変化に言及
たけしは番組冒頭、「われわれも、コロナ禍で1年から2年ぐらいタレントを続けていると、この状態(ソーシャルディスタンス・アクリル板)って昔を考えたら、異常ですよね」と指摘する。
続けて、「仕切りがあって、こんなに司会者と話す人が離れちゃって。前なんか、バラエティ番組だったら、ここ(隣)に若手の連中がいて、こんなこと(手を回す)をやってたのが、離れて。これが今は普通になっちゃって」と語った。
■「異常なことが当たり前に」
さらにたけしは「レストランに行ってもこんな感じがあると、当たり前だし」と話す。阿川佐和子も「隣にどなたかいらっしゃると、ちょっとビクッとしますもんね、電車に乗っても。感覚が、意識が」と同調。
続けて「変だなあ、人間っていうのは面白いね、慣れっていうのか、これが当たり前で。当たり前だったことが異常なことだったのに、異常なことが当たり前で、普通のあれが異常になっているっていうか」と語る。この発言にも阿川が「マスクとか」と話し、納得していた。