他人の幸運を願った亡き妻のために… 夫ら遺族が宝くじ200枚を弔問客に配布

大事な人に嘆き悲しんでほしくはない。そう考えた末期がんの女性が、素晴らしい通夜の計画を立てた。

■宝くじを用意した遺族

「みなさんに幸運が訪れますように」と願っていた女性のため、遺族は宝くじを200枚購入。それを弔問客に配ることにしたという。

なお女性は生前多くのブランドバッグやジュエリーを所有していたが、それらについては本人が整理し「家族と友達に受け取ってほしい」「形見になるからね」と関係者に伝えてあった。


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■「彼女が妻でよかった」と夫

女性は、息を引き取るわずか6時間前に夫、両親、そして姉にあててお別れの手紙を執筆。「読むのは私が死んでからにしてね」と夫たちに話していたそうだ。

夫によると女性はどんなに苦しくてもグチをめったに言わなかったといい、その態度には病院の医療スタッフも驚き感心していたのだという。夫も大変幸せだったとみられ、「彼女と結婚できて本当に幸運でした」とメディアに語っている。

通夜や葬儀はひたすら暗くつらいもの。女性はそういうイメージを嫌い、「大事な人たちだからこそ悲しませたくない」「明るく見送ってほしい」と願っていたようだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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