アンティークとヴィンテージの違いをチコちゃんが解説 年数が関係
『チコちゃんに叱られる』でアンティークとヴィンテージについて解説。ヴィンテージは定義が曖昧だった。
■ヴィンテージは…
歴史的背景を持つアンティークだが、ヴィンテージは定義が曖昧なのだという。そもそも、ヴィンテージとは、ワインの収穫年のことでワイン業界の専門用語。ヴィンテージワインはブドウの収穫年がわかっているワインという意味になる。
そもそもヴィンテージには「古い」という意味はなかったが、日本ではヴィンテージワインは「長期熟成された上質なワイン」と捉えることが多かった。そんな背景もあり、ヴィンテージが年月を重ねた価値を増した古いものという意味が付け足されるように変化した。
■第二次世界大戦以降に
日本では、戦争によってアンティークと呼べる多くの貴重な品が失われたことが影響し、「作られてから100年たっていなくても、それなりに古くて貴重」という意味でヴィンテージという言葉が用いられるようになった。
ヴィンテージジーンズ業界では、染める染料がインディゴから硫化染料に変化した1978年が1つの基準となっており、一般的に「ヴィンテージは戦後に作られたもの」という認識が広まっているようだ。
また、ヴィンテージは年代の古さ以外にも、希少性や物自体の価値も関わってくる言葉となっており、20年前に作られてものでも希少性が高ければヴィンテージに当てはまることもあるという。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)