学校教員を殴打し病院送りにした母親 自殺未遂を公表する被害者意識に批判激化
教員を襲い痛めつけた母親が、事件後の“悲劇”について明かし、波紋を広げた。
スマートフォンで教員を繰り返し殴り、執行猶予付き判決を受けた若い母親。その本人が事件を経て「大変な思いをした」と告白したことを、『Edinburgh Live』『Birmingham Live』などイギリスのメディアが伝えた。
しかし被害者に対する謝罪がなかったことから、世間からは「反省しているとは思えない」という批判の声が上がっている。
■保護者が起こした事件
イギリスで暮らす女性(28)が、3月15日に娘が通う学校の校門付近でトラブルを起こした。どういうわけか臨時教員に腹を立て、怒りにまかせてスマートフォンで教員を繰り返し殴打。教員は相当なダメージを受け、その後に救急車で病院に搬送された。
暴行に及んだ女性には仕事もあり、ケアワーカーとして多くの子供たちに日々かかわっていたという。にもかかわらずこのような問題を起こし、職場にも多大なる迷惑をかけてしまったようだ。
■下された判決は…
この件で評判に傷がついたことを本人も気に病み、薬を過剰に摂取して自殺を試みたこともあったという。その後、8月には裁判を受け、懲役9ヶ月執行・猶予19ヶ月という判決を下された。
賠償金の支払いも命じられることはなかったが、女性を雇っている職場の上司も対応には苦慮しているようだ。