「息子が同級生に新型コロナをうつされた」 保護者が教育委員会などを提訴

学校に通う息子が、新型コロナウイルスに感染。それを機に、提訴に踏み切った保護者がいる。

マスク・子供・少年

学校や園などに通う子供を持つ親たちは、毎日不安な気持ちで過ごしている。「外で我が子が新型コロナウイルスに感染するのではないか」。そんな予感が的中し激怒した親が学区当局を訴えたことを、『USA TODAY』『New York Post』などアメリカのメディアが報じた。


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■マスク着用義務を解除

アメリカ・ウィスコンシン州で暮らす母親が、小学校に通う息子の新型コロナウイルス感染にショックを受けた。この地域の学校では5月にマスクの着用義務が解除されたが、女性の息子はマスクをつけて登校。しかし着用中止に踏み切った児童も、少なくはなかったようだ。

息子の同級生のひとりが感染しその症状が出ていたが、それでもマスク未着用で登校を続行。その結果、隣の席に座っていた息子も感染してしまったのだ。

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■弟らの感染も判明

息子の感染に続き、やはりマスクを着用し感染予防に努めていた下の子たち2名も感染。マスク未着用の児童が多いことが原因だと考えた女性は、学区と教育委員会を相手取り訴訟を起こすことにした。

教育委員長たちはこの件についてアメリカのメディアから取材の申し込みを受けたが、いずれも「弁護士からのアドバイスもあり、こちらからはお話できない」としてコメントを差し控えている。

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