ヌーボーだけじゃない Amazonで買える熟成ボージョレワイン3選
ボージョレ地方のワインはヌーヴォーだけじゃない。熟成タイプの古酒にも注目。
毎年11月の第3木曜日はボージョレ・ヌーボーの解禁日。今年はどこのボージョレを飲もうかと思っている方も多いだろう。
ボージョレ・ヌーボーはフランス南部のブルゴーニュ地方ボージョレ地区でつくられる新酒のワインのこと。もちろん、ボージョレ地区でつくられるワインはヌーボーだけではない。熟成されたワインもブルゴーニュ地方ならではの美酒なのだ。
そこで、Amazonで購入できるボージョレの古酒を紹介しよう。
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①ボージョレの帝王が監修
ムーラン・ナ・ヴァン ドメーヌ デ ロジェール 2015 アッサンブラージュは、日本人の味覚に合う味を求めてブレンド(アッサンブラージュ)されたAmazon限定の赤ワイン。
ボジョレー地区の中でも最上位の格付けの10地区『クリュ・デュ・ボージョレ』のうちのひとつ「ムーラン・ナ・ヴァン」で醸造されたワインである。果実味がしっかりしているが渋さは少なめで、コクがあることが特徴。
監修のジョルジュ・デュブッフは、日本にボージョレ・ヌーボーを広めたとされるボージョレを愛する醸造家だ。
②アンドレ ランポン レニエ
「アンドレ ランポン レニエ」は、たった3ヘクタールの畑でとれたブドウを使い、手作業でつくられているオーガニックの赤ワインだ。
いちごや紅茶、シャンピニオン(マッシュルーム)のような香りが特徴で、合わせる料理はポトフや白身魚のソテー、麻婆豆腐などがおすすめだ。
③クリュ・ボージョレ モルゴン
モルゴンは、6村のクリュ区画を持つ家族経営のドメーヌ(ブルゴーニュ地方で使われる『生産者』の意味の言葉)でつくられている。収穫はすべて手摘みで行われていることが特徴だ。
ボージョレ・ヌーボーとは全く違う造り方で熟成され、パワフルで力強い味わいが魅力である。
お祭りムードのボージョレ・ヌーヴォー解禁日ももちろん楽しいが、ボージョレ地方の古酒は隠れた銘酒の宝庫だ。秋の夜長、ボージョレの古酒とともに落ち着いてゆったりした時間を過ごそう。
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(文/しらべぇ編集部・蔵永ゆうこ)