熱血保護者が「学校へは俺が送るぜ」 リムジン運転し小学生らの登校に一役
児童たちが学校に通えるよう、保護者のひとりが協力することを決意した。
スクールバスを利用できず、遠くにある学校に通うのが難しくなった児童・生徒たち。「このままでは大変だ」と考えたある保護者が「よし、ならこの俺が…」とある行動に出たことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
■運転手不足で困った事態に…
「学校には行きたいけれど、バスが利用できないせいで登校できない」。そんな悩みを抱える子供たちが、アメリカ・オハイオ州に多くいる。バス運転手の不足がその理由で、ある男性の子供もバスを利用できず、学校を休むはめになってしまった。
多くの児童の親が共働きとあって、登校できなければ子供たちは家に取り残される。場合によっては子供だけで外出し、トラブルに巻き込まれる可能性もある。そう考えたひとりの男性が、よその家庭の子供たちも含め登校できるよう「手助けがしたい」と考えた。
■男性の決意
「子供たちは学校に行かせるべき」「それが子供たちの安全にもつながる」と考えた男性はSNSを更新。「うちの子も他の児童たちも、1週間近く学校に行けていない状態です」「ですので来週から、この僕が登校できるようお手伝いすることに決めました」と書き込んだ。
さらに地域をリムジンでまわり、希望者を拾って学校に連れて行くとして、「困っている人は僕にメッセージをください」と呼びかけた。