ホスピス職員の善意で実現 末期女性が施設で愛犬・愛馬と最後の触れ合い
ペットも、大事で愛しい家族。「最後に会いたい」という女性の希望が叶った。
気づいたときには、すでに末期…。死が迫っていることが分かりホスピスに入院した女性が、大事にしていたペットと最後の対面を果たしたことを、『Metro』などの海外メディアが伝えた。
■体調を崩した女性
イギリスで暮らしている68歳の女性が病気になり、今から6週間前に入院を余儀なくされた。それはあまりにも突然のことで、女性は愛情たっぷりに世話をしていた犬2匹と馬には別れを告げないまま、病院に行ったのだという。
しかし検査を受けたところ「死が近い」「すでに治療しても意味がない状態」と判明したことから、女性は自宅に戻るのではなく、そのままホスピスに移ることになった。
■愛するペットと再会へ
死期が迫っていることは受け入れたものの、家に置いてきたペットを恋しがり「さよならも言えなかった」と嘆いた女性。ホスピスの職員は気の毒に思い、「ならば女性のペットをホスピスに連れてきて、会わせてあげようじゃないか」と考えた。
このとき女性も「犬であれば施設内に連れて入ることを許可してもらえるのではないか」と少し期待していたというが、馬に会えるとは考えていなかったという。