Netflixドラマ『イカゲーム』が未配信の中国で大流行 関連グッズで大儲け業者も
韓国のドラマながら中国で大ヒットし、グッズの検索上位は中国製品だらけだという。
韓国で制作されたNetflixドラマ『イカゲーム(Squid Game)』が世界90ヶ国で視聴回数1位を達成するなど、爆発的なヒットを記録している。
そんな中、同作中に登場するコスチュームなどに類似した商品が、本来Netflixを利用することができない中国で販売され、大きな利益を生み出しているとして、海外メディア『The Drum』『ABS-CBN News』などが報じている。
■世界中で『イカゲーム』旋風
『イカゲーム』とは、さまざまな理由でお金に困った参加者たちが命をかけたサバイバルゲームで戦う、いわゆる「デスゲーム」を描いたドラマ。韓国発のシリーズとしてはアメリカで初めて1位を獲得するなど、その人気はとどまるところを知らない。
隣国の中国でも大規模なブームを巻き起こしているようだが、その様子は他の国とは少し違っているようだ。
■視聴不可の中国でグッズ販売?
そもそもNetflixは中国でサービスを行っておらず、中国国内の視聴者は正規の手段で『イカゲーム』を見ることはできない。
そうした状況にも関わらず、中国最大手のショッピングサイトAlibabaでは、ドラマに登場する黒いマスクや緑色のジャージが販売。韓国の大手ECサイト『Coupang(クーパン)』で、検索結果の上位に中国企業による製品が並んでいる状況だという。