自殺するためにビル9階から転落した男 自動車の屋根に落ち重傷負うも生存
ビルから飛び降り潰れた車から這い出してきた男は、折れた腕をぶらぶらさせながら立ち去ろうとしていた。
ビルの9階から転落した男が自動車のルーフを突き破って着地した。男は血らだけでそのまま現場を立ち去ろうとしていたと『New York Post』など海外メディアが報じている。
■潰れた高級車を目撃
アメリカ・ニュージャージー州で6日、クリスティーナ・スミスさんが街をぶらぶら歩いていたところ、ものすごい音が響いたという。その目に飛び込んできたのは、潰れた高級車と粉々に散った車の窓ガラスだった。
最初クリスティーナさんは、落下してきたのは人間ではないと思ったそうだ。しかし、めちゃくちゃになった車から男が飛び出してきたのだという。慌てて救急車を呼ぶクリスティーナさんに男は「何が起きた!?」という風だったので「あなた落ちたのです」と伝えたそうだ。
■状況が把握できず…
ビルの9階、約30メートルもの高さから落下したとみられる男。折れた腕をぶらぶらともてあまし、上半身の痛みに叫びもがきながらも立ち去ろうとしている姿が目撃者によって撮影された動画に映し出されていた。
男が転落したビルに勤務し、騒ぎにかけつけたマーク・ボルドーさん(50)は「立ち上がろうとする男に周囲は『どれだけの怪我をしているのかわかっているのか』と声をかけ、そのままじっとしているよう促していました」と語る。