破産からの復活 わずか3年で世界的な賞を受賞した酒蔵が手掛ける日本酒
国際的な品評会で最高賞を受賞したのは運送会社が経営する酒蔵の日本酒。しかもこのブランドは一時、酒造りが途絶えていたという。
■復活から3年目での快挙
再出発後は老朽化の激しい蔵を解体・新築し、日本酒ブランド御湖鶴を復活させ、IWCで受賞という快挙を成し遂げた。受賞までの期間は、2018年10月に仕込みを再開してから3年足らずというから驚きだ。
なお、受賞に伴い完売となっていたが、今月15日に「純米吟醸 山恵錦 火入れ」の全国発売が決定。酒販店支援のため取扱店のみでの販売となり、直営ショップやオンラインでの販売は予定されていない。
■御湖鶴 純米大吟醸 山田錦
現在、Amazonで購入できる御湖鶴ブランドの日本酒「御湖鶴 純米大吟醸 山田錦」は、生原酒を瓶詰め、瓶火入れ後急速冷却する方法を取っている。
これにより、火入れ酒ながらガス感があって、フレッシュで華やかな味わいが特徴。
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IWCのSAKE部門で最高賞を受賞した注目の酒蔵が手掛ける日本酒。ゆったりとした食事の時間にじっくりと楽しみたい。
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(文/しらべぇ編集部・蔵永ゆうこ)