母親の再婚相手がHIV陽性 中学生の養女が繰り返し性的暴行の被害に
少女が中学校の職員に告白し、この事件は発覚した。HIVをうつされた母親は耗弱の状態だったという。
かなり前から、自分がHIV感染者であることを知っていた男。にもかかわらず女性と結婚し、さらに女性の娘である養女にも手を出したという。なんとも許しがたい男が逮捕されたことを、『Times Now News』『STD News』など海外のメディアが報じている。
■養女に性的暴行
この事件は、インド・タミルナードゥ州のショラヴラムという町から伝えられた。カルナータカ州バンガロール出身の40代の男は、自身がHIV(ヒト免疫不全ウイルス/Human Immunodeficiency Virus)陽性であることを隠しながら、バツイチの家政婦を妻にした。
さらにこの男が、妻に隠れて中学生の養女に対して性的暴行を働いていたことがわかり、逮捕に至った。
■妻もHIVに感染
事件は、少女が通っている中学校の職員に告白したことで発覚した。母親は耗弱の状態で、少女が誰に打ち明けるか迷っていた数ヶ月の間にも、養父による忌まわしい犯行は何度も繰り返されていたという。
少女の未来を考慮し、警察は3名の名をいずれも明らかにしていない。また母親のHIV感染は公表されたが、娘の検査結果は明らかにされていない。
■警察官が事件を起こした例も
HIV感染者の無責任な性的活動による事件は、アメリカでも頻発している。
例えば、2019年9月にメリーランド州で起きた、当時30歳の警察官による事件がある。無免許運転の女をパトカーに乗せ、逮捕に代わる条件として性行為を提案し、女はそれに乗った。だが、警察官がHIV陽性だと知り女性は激怒。署に被害を訴えると、すみやかに抗HIV薬が提供されたという。
■情熱的な一夜も超危険
また今年6月には、メイン州に暮らすメーガンという女性が、見知らぬ相手と一夜の関係を持つことの危険性を訴えて注目を集めた。休暇先のジャマイカで1人の男性と知り合い、避妊せずに性行為をして帰国。ひどく体調を崩して病院で診てもらったところ、HIV感染が判明した。
その後に真に愛せる男性に出会ったメーガンさんは、自分のHIV陽性を打ち明けたうえで交際し、結婚。抗HIV薬が効き、しばらく後に妊娠・出産を果たしたが、夫への申し訳ない気持ちと、わが子の健康に対する不安に「長きにわたり苦しんだ」としている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)