菅田将暉、小栗旬主演『日本沈没』主題歌に決定 TBSドラマでは初めて
10月10日放送の小栗旬主演『日本沈没』の主題歌に、菅田将暉の「ラストシーン」。
■「見いだしていく希望」がテーマ
原作は1973年に刊行された故・小松左京氏の小説『日本沈没』(光文社)、翌年には同じくTBSでテレビドラマ版が放送された他に劇場版や漫画など多くの形で語り継がれている。
刊行から48年の時を経て放送される今回の作品は舞台を2023年に変え、登場人物をオリジナルキャラクターにするなど大きなアレンジを加えた作品となっている。沈没という危機が迫る中で「見いだしていく希望」をテーマにしている。
■2人で完成させた珠玉のバラード
同作の主題歌は菅田の新曲「ラストシーン」に決定した。菅田がTBSドラマで主題歌を担当するのは今回が初めてとなる。
作詞・作曲を担当したのは、これまでに菅田と何度もタッグを組んできた石崎ひゅーい。目に見えない危機が迫る中で希望を見出し、諦めずに信じ続けていくドラマの登場人物たちからインスピレーションを受け、本作のために書き下ろしたそう。
2人で話し合いを重ねながら完成したこの主題歌は、重厚なサウンドに乗せた珠玉のバラードとなっている。注目の楽曲はドラマの初回放送で初解禁となるため、ドラマとあわせてお楽しみいただきたい。
■自身も奮い立つものが
主題歌を担当した菅田、主演をつとめる小栗からコメントが届いている。
菅田:どれだけ理不尽なことでも目に見えない敵でも、そこには必ず人がいて戦っています。この『日本沈没』という作品で大先輩方が大自然に立ち向かっていく姿を見て、僕自身奮い立つものがありました。その姿に、ただ身を任せるのではなく、お供する気持ちで歌わせて頂きました。
そして10代の頃からお世話になっている小栗旬さんの主演作に主題歌で参加する事、めちゃくちゃ嬉しいです。でもまだちょっとふわふわしてます。主題歌「ラストシーン」宜しくお願いします。
小栗:主題歌を聞いて『日本沈没―希望のひと―』のテーマに合わせて、ものすごく考えて作ってくれたような、何か終わりと始まりの歌というようなイメージを感じました。
菅田くんの伸びのある声が僕らの作品にひとつ希望を与えてくれているような気がします。我々が作ってきた作品の背中を押してくれるような曲を作っていただき感謝しています。
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(文/しらべぇ編集部・ホンマみつる)