結婚77年の記念日にホスピススタッフがプレゼント 97歳患者が人生初の花嫁姿
結婚記念日に、花嫁姿を披露した高齢の妻。正装しバッチリ決めた夫が、そっと妻に寄り添った。
■家族は感謝しきれず
式を演出した施設の音楽セラピストは、夫妻が新婚時代を思い出せるよう1940年代に人気を博した数々の楽曲を選択。フランキーさんが夫のもとに歩み寄る際は、それらの楽曲をかけて会場を大いに盛り上げた。
家族はホスピス職員に感謝し、「鏡で自分の姿を確認する母の姿、そして母の姿を見て良い表情をした父を見ることができました」「感謝してもしきれません」「涙があふれました」とSNSに書き込んでいる。
■祝福の声が続々
夫妻の幸せそうな写真をホスピス職員がFacebookで公開したところ、「ホスピスのみなさんに感謝したい」というコメント、また夫妻に対する「結婚記念日おめでとうございます」という祝福メッセージが多く書き込まれた。
多くの時間を一緒に過ごしてきた夫妻に、またひとつ素晴らしい思い出ができたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)