日本の薬局で手に入る白い粉 驚きの効力に「知らなかった…」と驚愕する世代も

「喉のケア」の際に頼りになるのが龍角散の商品。ツイッター上では、龍角散の、とある逸品が話題に…。

■コロナ禍のいま、需要が高まる理由

2015年ごろから人気に決定的な火がつき、のど飴市場でぶっち切りのトップを誇るのが同社ののど飴。

薬局

「医薬品メーカーがのど飴業界に参入する」という快挙は決して他社が真似できるものではなく、店頭のお菓子コーナーに陳列される「のど飴」に、医薬品のような格式あるパッケージデザインを使用しているのも、同社の自信の表れ。

のど飴

販売当初は「こんなのお菓子の棚に置いても売れないですよ…」と不安の声が飛び交ったそうだが、「変わった位置付けで結構です!」という思いからデザインを決定。その結果、ポップなデザインの商品が並ぶのど飴コーナーにて、一際異彩を放つことに成功したのも、龍角散の「高い信頼性」があってこそである。

龍角散ダイレクト

また、「菓子類」である「のど飴」がまるで医薬品のような、歴史を感じさせるパッケージデザインをしているのに対し、「医薬品」である「龍角散ダイレクト」は現代風でシャープなデザインをしているのも、注目したいポイントの一つ。

龍角散のど飴

こちらも龍角散の戦略で、「龍角散の粉が苦くて飲めない…」という若手ユーザーが手に取りやすいよう「龍角散ダイレクト」は若者向けのデザインとし、一方で他の食品メーカーが絶対真似できない「のど飴」は「薬っぽさ」を前面に押し出しているのだ。

なお「龍角散ダイレクト」に関しては、中国や台湾での売り上げも凄まじく、コロナ禍にある現在では、「マスクをつけると通常より大きな声を出す必要があり、声がかれたり喉が乾燥する…」といった悩みを抱えた多くの人々から絶大な信頼を得ているという。


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■「喉を元気にしてあげてください」

同社および、「龍角散の粉」が歩んできた長き歴史について語ってくれた藤井氏。

藤井隆太社長

改めて、同社の商品を使用している人々への思いを尋ねると、「皆様には本当に感謝の気持ちしかございません」「セルフメディケーションという言葉もございますが、我われ日本人は健康に関する意識が、非常に高いと感じております」と、神妙な面持ちで語り出す。

その後は「健康的な生活を送る上で、喉は非常に大切な器官となります」「どうか皆さま、龍角散を使って喉を労い、喉を元気にして、喉を健康にしてあげてください」と、喉のスペシャリストならではの思いを続けてくれた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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