犬飼貴丈主演ドラマ『農家のミカタ』 地域創生を夢見る青年を熱演
「農業」をテーマに制作されたドラマ『農業のミカタ』。主演の犬飼貴丈が、農家に寄り添い奮闘する市役所職員を演じる。
■高崎の食や自然の素晴らしさ
杉本:じつは、農家の役をいただいたのが今回初めてで、今まで農業の仕組みというのを分かっていない部分も多かったので、新鮮な感覚で台本を読ませていただきました。今は純粋に撮影に入るのが楽しみです。
僕自身、畑仕事というほどの経験がないのですが、野菜つながりとしてはベランダ栽培に何度か挑戦しました。プチトマトなどの小野菜に限られつつも、手間ひまをかけて育てたぶんとても美味しく感じましたね。
このドラマでは高崎の食や自然の素晴らしさが随所に出てきますので、農家のリアルを感じていただけたらと思います。
■地元野菜をもっと食べてほしい
畑中翔太(プロデュース・脚本):日本の農業人口はこの15年で約半分に減っています。その一方で、各地では若い世代からの新規就農者も増えていると聞きます。今回農業という世界の“今”を、実際に地域で取り組んでいる事実も織り交ぜながらエンターテインメントとして描きました。
ドラマを通じて、毎日スーパーで野菜を買って食べているのにじつはあまり知らない農家さんの世界を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。そして地元で育った野菜をこれまで以上に食べてくれたらもっと嬉しいです。
■農家メシが献立に役立つ
漆間宏一(プロデューサー):「テレビ東京×地域創生」と大きなテーマに感じますが、じつは身近な農業のお話です。
『農家のミカタ』というタイトル通り、農家の「味方」になるように成長していく主人公と周りの人たちの温かい関係性を楽しんでいただきつつ、見終わったときに皆さんの農業へのイメージに何か新しい「見方」が加わったら嬉しいなと思っています!
深夜ドラマチームが作るので肩の力を抜いて、ゆるりとご覧ください。農家メシも出てくるので献立のお役にも立てるかもしれません!
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(文/しらべぇ編集部・ゆきのすけ)