花火工場火災で爆発・消防15台が出動 目撃者は「爆発音がかなりの回数聞こえた」
「工場の花火準備室での火災で、花火が爆発している」との119番通報が入った。
2021/10/05 13:55
5日午前10時ごろ、北海道小樽市真栄の「北海煙火」の花火工場から煙があがった。花火工場ということもあり、花火が爆発したり、打ち上がるなど、周辺は騒然とした。
■消防15台出動
小樽市消防本部によると、午前9時58分に花火工場関係者から、「工場の花火準備室での火災で、花火が爆発している」との119番通報が入った。消防車両15台(うち救急車2台)が出動し、消火活動にあたり、午前11時18分に鎮火した。
この火災で、3人が救急搬送されたが、やけどを負っており、1人が重症、2人が軽症だという。現場はJR南小樽駅から南へ約2.5キロの山間部で、周辺にはワイン工場やゴルフ場がある。
■かなりの回数の爆発音
目撃者のcinzanoさんは、しらべぇ編集部の取材に対して「現場から約1キロの地点から煙が見えた。午前10時から15分ほどで、かなりの回数の爆発音が聞こえた。小・中規模の花火大会程度の花火が打ち上がっていた」と現場の緊迫した様子を語った。