埼玉で遭遇した日本家屋、何かがおかしい… 異次元すぎる「魔改造」が話題に
埼玉県で見かけた純和風の建物…と思いきや、その凄まじい「キメラ具合」が話題になっている。
ライオンの頭に蛇の尾、ヤギの胴をもち、口から火を吐くというギリシャ神話の怪獣の名から転じ、異なる遺伝子型の細胞が一個体の中で共存している生物は「キメラ(合成獣)」と呼ばれる。
ノンフィクションではお馴染みの存在で、ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズや、漫画『鋼の錬金術師』にも登場しているが、ツイッター上では埼玉県にて発見された「大型キメラ」が話題となっているのをご存知だろうか。
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■こいつ…もう意識がないのか?
注目を集めているのは、ツイッターにてフジヤマタカシさんが投稿した一件のツイート。
「個室DVDに魔改造される蕎麦屋」「あの頃の意識はもう無い」と、何やら物々しい文章がつづられており、添えられた写真には純和風な建物が写っているのだが…なんと屋根の頂上部分には「DVD鑑賞」「金太郎」と大きく書かれた看板がそびえ立っているではないか。
建物自体は完全に和風なため、ギャップが凄まじくシュールである。
■奇跡のバランス感に驚きの声
「和風家屋」と「DVD鑑賞店」が見事(?)に融合した、まさに「大型キメラ」と呼ぶに相応しい建物は大勢のツイッターユーザーに衝撃を与えているようで、件のツイートは約9,000件ものRTを叩き出している。
また「建物と看板のアンバランスさがスゴい…」「これは趣きがある」「名前は普通に和風なのが笑える」「瓦屋根の上にこの看板を置くのか(笑)」といった反響の声も非常に多く、「なぜ外観はこのままなのか?」と首を捻る人々も少なくないようだ。
そこで今回は「DVD鑑賞 金太郎」を展開する会社「大倉ビル」に取材を敢行した上で、記者自身も件の店舗を実際に訪れてみることに。すると、その驚きの実態が多数明らかになったのだ。