宝くじに高額当選し大喜びだった男性 大金を得る前に不慮の死を遂げる悲劇
まさかの当選にガッツポーズを決めたにもかかわらず、男性はお金を手に入れることはできなかった。
せっかく宝くじで当選したにもかかわらず、大金を手にすることなく死んでしまった男性。その経緯とくじの行方について、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
■まさかの宝くじ当選
アメリカ・ミシガン州で暮らしていたグレゴリー・ジャーヴィスさん(57)が宝くじで当選し、日本円にして約503万円をもらえることになった。
予想もしていなかった高額当選に、グレゴリーさんは大喜び。しかしある事情があり、グレゴリーさんはすぐには当選金を受け取ることができなかった。
当選金をもらうためには写真付きの身分証明書と社会保障番号が記されたカードの提示が必要だったが、グレゴリーさんはどういうわけかカードを持っていなかったのだ。
■換金を前に悲劇
お金を受け取るために、グレゴリーさんは早速カードなど必要なものを申請。出来上がるのを待って換金予定だったというが、ある頃から行きつけの店や仕事にも行かなくなった。
関係者たちも「どうしたのか」と心配しはじめた頃、ある浜で男性の遺体が発見され、それを確認したところグレゴリーさんであることが明らかになった。
遺体の状態を調べた結果、グレゴリーさんは頭をどこかでぶつけたあと溺死したことが判明。現場の状況を調べた当局は、グレゴリーさんが小型の船を停泊させようとして滑ったと推測。その際に頭を打ち転倒し、そのまま溺死した可能性が高いという。