新型コロナ感染で両肺移植手術を受けた男性が警鐘　「リスク冒さずワクチン接種を」

関連記事:冤罪で死刑判決を下された男性　16年後に釈放されるも結末は新型コロナ感染死

■「生きていることに感謝」

苦しい闘病を経た男性はメディアの取材に応じ、「コロナに感染したらどうなるのか、みんなに知ってほしいのです」「リスクを冒す価値などありません」「僕はこうして生きていることに感謝しています」とコメントした。

新型コロナウイルス感染により死にかけた男性は、今後もしばらくリハビリが必要。医療費の支払いもあることから、心身ともに大変な時期は長く続くようだ。

関連記事:献血を優先し新型コロナワクチン接種が遅れ…　基礎疾患のない30代男性が死亡

■ワクチンとマスクの大切さ

男性はワクチン未接種のままコンサートに行き、しかも会場が「暑い」という理由でマスクを外してしまったという。今ではそれを大変後悔している男性は、マスクを着用したままメディアの取材に応じ、ワクチン接種を終えたことも明かした。

さらに「自分と家族を守るために、ワクチン接種をお勧めします」「接種がもし嫌なら、せめてマスクの着用を徹底してほしい」とも呼びかけている。