武田鉄矢、「パンデミックを防ぎ止める最前線は『妻』」としみじみ
「赤いきつねと緑のたぬき」新CM発表会に登場した、武田鉄矢と麻生久美子。夫婦役だが一緒の撮影はなかったそうで…。
■「小さい頃からずっと見ていた」CM
新CMは、武田が「赤いきつね緑のたぬき 思い出博物館」を訪れ、歴史と思い出を振り返る内容になっており、麻生は“若かりし頃の武田の妻”として登場する。
「小さい頃からずっと見ていた『赤いきつねと緑のたぬき』のCMに、まさか自分が出演できる日が来るなんて夢にも思っていなかったので、光栄です」とコメントする麻生に対し、「小さい頃からやっておりました(笑)」と、笑顔をみせる武田。
そんな武田は、『赤いきつねと緑のたぬき』CM出演歴43年だ。「やっと静かな、年相応のCMになりまして。今までは戦車相手に走り始めたり、ラクダに乗ったり色々あったんですが…やっと『人生の味わいを』というようなCMにたどり着けてホッとしています」と、振り返る。
■お互いの印象は?
これが初共演となる2人だが、武田の印象を問われた麻生は「うれしいですよ、武田鉄矢さんにお会いできるなんて。お目にかかれて光栄でした」と目をキラキラさせる。
「(今回のCMでは)一緒にお芝居をさせていただく機会はなかったんですが、ご挨拶はさせていただいて。優しそうな雰囲気で…ドキドキし過ぎて、詳しく覚えてないんですけど(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ、「すごく面白くて素敵な方だなと思ってます」と明かす。
べた褒めされた武田も照れた表情で「やっぱり清楚で美しい方ですよね、見とれておりました」と麻生の印象を語り、「今回はシリーズの第1回。回が進んで来ると、(一緒に撮影する機会が)必ずあると思いますので、頑張って務めたいと思います」と宣言した。
■パンデミックで「妻が『しみる』」
イベントには、YouTuberでピアニストのハラミちゃんも登場し、一般の方から募集した「家族愛を感じた『しみる』エピソード」に合わせて『しみる』曲を演奏。
さらに武田が家族にあてた手紙を、ハラミちゃんの演奏する『贈る言葉』に乗せて披露する場面もあり、武田は「今回の世界史的な事件には、思い知らされましたね。家庭というものの味わいといいますか…妻が『しみる』思いを、世界中の男たちが味わってるんじゃないでしょうか」と、しみじみ話す。
「パンデミックが世界を覆っているときに、それを防ぎ止める最前線。テレビは『お医者さん』『政治家』と言いますが、私は『妻』でないかと。家族が清潔に健康に暮らすためには、これほどたくさんの細かいルールがあるんだ。それを定められるのは奥さんだけだと、つくづく感じました」と微笑んでいた。
武田、麻生が出演する新CM「父になる」篇は、10月1日より放映開始。