某スーパーの果物売り場、どう見ても修羅の国… じつは「慈愛の精神」の結晶だった
とあるスーパーの果物コーナーで遭遇した光景。ライバル意識の凄まじさが話題となっているが…。
たとえ表には出さずとも「こいつには負けたくない」「こいつにだけは負けられない」というライバル的存在を持つ人は、決して少なくないはず。
現在ツイッター上では、あまりにライバル意識が強すぎる「スーパーの売り場」が話題となっていることをご存知だろうか。
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■「平和な売り場」と思いきや…?
注目を集めているのは、漫画家・うえはらけいた氏が27日に投稿した一件のツイート。
本文には「巨峰売り場バッチバチで草」と、何やら意味深な文章がつづられており、ツイートに添えられた写真には、なんと「たねなし巨峰」のすぐ隣に「たねがあるからこそおいしい巨峰」なる商品が陳列された、スーパーの売り場が写っていたのだ。
明らかに「たねなし巨峰」を意識しているこちらの商品名を見た後だと、二つの巨峰の間で火花が「バチバチ」と音を立てているような気さえしてくる。
■ライバル意識の高さが話題に
この衝撃的な光景はツイッター上で瞬く間に話題となり、同ツイートは投稿からわずか数日で8,000件近くものRTを記録する事態に。
他のツイッターユーザーからは、「こういうプロレス大好き」「巨峰界の争いも、熾烈を極めてるんだなぁ…」「なかなか見応えのある戦いだと思う」などの反響の声が寄せられており、巨峰たちの一騎討ちは多くの人々の心に火を灯したようだ。
また、「確かにたねがあった方がおいしい気がする」「実際、どっちの方がおいしいんだろう?」といった具合に、「巨峰のたねの有無」について改めて考えだす人々も散見された。
ツイート投稿主・うえはら氏に詳しい話を聞いてみると、こちらの商品は食品スーパー「サミットストア」の都内某店で発見したものと判明。
そこで今回は「サミット株式会社」の青果商品を仕入れている本部担当者に、話題の商品に関する直撃取材を敢行したところ、商品名に込められた崇高な思いが明らかになったのだ。