義足がはずれ相棒には見捨てられ… 災難だらけの銀行強盗があっさり逮捕に
明らかにニセの銃を持ち、いざ銀行へ。しかしすぐに取り押さえられ、1円も手に入らなかった。
楽に大金を手に入れたい。そう考えた男たちが銀行に押し入り強盗を試みたが、計画は完全に失敗だった。その意外すぎる経緯を、『Metro』などの海外メディアが伝えている。
■強盗が銀行で金を要求
スペインのアリカンテにある銀行に、男2人が押し入った。イタリア人と見られる男のほうは、変装目的で帽子をかぶり、メガネもかけていた。また銃をしっかりと握っていたため、客も銀行職員も「強盗だ」とすぐに気づきあわてたという。
しかし銃は作りが雑で、それを見た誰もが「これは偽物だ」「オモチャだな」と気づいたそうだ。
■落ちた義足に一同ショック
おもちゃの銃を持ち威嚇しながら金を要求する男を見て、銀行にいた客と職員は「こいつなら簡単に取り押さえることができる」と考えた。そこでお金を差し出すことはせず、力をあわせて男にタックル。これに驚いた男は必死に抵抗したが、そうするうちに“ある物”が男の足元に転がった。
その場にいた人たちが確認したところ、男が使用していた義足であると判明。男は「急いで装着してもどうせ捕まる」と断念したようで、そのまま身柄を確保された。