10代少年が就寝中の母親を殺害 「携帯電話を取り上げられカッとなり…」
理性を完全に失った息子が、母親に対し「死ねばいい」と考えた。
ある母親が、反抗期のせいか態度の悪い息子に「罰を与えよう」と考えた。そこで携帯電話を取り上げたところ激怒した息子に殺されていたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
■母親を許せなかった息子
2020年4月のこと、アメリカ・テネシー州で暮らす少年(当時17)が母親に腹を立てた。「態度が悪い」という理由で、大事にしていた携帯電話を取り上げられてしまったからだ。
少年は「ムカつく」といらだつばかりで、取り上げられた理由を理解し反省しようと考える心の余裕はまったくなかった。
■抱いた殺意
大事な携帯電話を取り上げられ血迷った少年は夜を待ち、母親がぐっすり眠った頃に寝室に侵入。まずはテーブルの上に置いてあった銃を取り、静かに部屋から出た。
さらに少年は別の場所で音を立てないよう慎重に銃弾を詰め、再び母親の寝室へ。母親が目覚めないようそっとベッドに近づき、至近距離から頭を撃った。その後ほどなくして警官隊が少年の家に急行したが、母親はすでに死亡していた。