USBケーブルが男性器に詰まり15歳少年が緊急手術 「“長さ”を測ろうと思って…」
思春期の男の子は何をしでかすか分からない。親はどんなことでも受け止める広い心を持ちたいだろうが…。
自分のモノの“長さ”が気になるお年頃の男子は、こっそりと自分の部屋でこんなコトをしていないか、注意が必要だ。痛々しくもあるが、思わず笑ってしまう少年の話題を、『The Sun』や『Indiatimes』などの海外メディアが報じている。
■USBケーブルで長さ測定
イギリスのロンドンに住む思春期まっただ中の15歳の少年は、自分の男性器の長さが気になって仕方がなかったという。そこである日、自宅に置いてあったUSBケーブルを見付け、「これで長さを測ってみよう」と思い付いたそうだ。
なお、プライバシー保護の観点から少年の名前は明らかにされていない。
■性器の両端からケーブルが…
少年はさらに、尿道にUSBケーブルがどれくらい入っていくのかを確かめたくなり、挿入して中へと押し込むことにした。
しかしその後、ケーブルを抜こうとするもうまくいかず、奥のほうで絡まっていることに気づいた。その時、陰茎の先からUSBケーブルの両端がぶら下がって出ている状態だったという。
■「母親のいない場所で…」
そのうち痛みが出て尿には血が混ざるようになったため、少年は母親に「病院へ連れて行って」とお願いした。母親に自分がしたことを打ち明けるわけにはいかず、「血尿が出た」とだけ告げていたそうだ。
母親は息子を連れ、ロンドンにある大学病院へ急いだ。少年は医師に「母親のいない場所で事情を説明したい」と伝え、やっと事の経緯を告白。驚いた医師はレントゲン写真でケーブルの位置や大きさを確認し、開腹手術により何とかケーブルを取り出すことに成功した。
■さまざまな合併症も
執刀医は、ケーブルを取り出すには、少年の男性器と肛門の間の筋肉を切開してケーブルを切断し、性器にも傷をつける必要があったと説明している。
少年は翌日に尿道カテーテルを付け、順調に回復して退院となった。2週間後にはフォローアップの検査が行われ、異常が見つからなかったためカテーテルを外したが、今後も定期的な観察が続くという。
専門家はこの件に関し、性器に異物を挿入することは非常に危険で、尿路感染症から尿道損傷まで多くの合併症を引き起こす可能性があると話している。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)