学校銃乱射事件を計画した米・男子中学生2名 未遂でも顔と氏名公表で大炎上
無差別銃乱射事件は「未遂」に終わったにもかかわらず、警察は少年2名の顔や氏名を公開した。
■中学生でも氏名と顔が明らかに
郡保安官事務所は少年2名が裁判所に出廷した12日、背中で手錠をはめられ、車から降りて歩き出す姿を捉えた動画をFacebookに公開した。ややぽっちゃり目の、どこにでもいるようなアメリカの白人少年といった印象だ。
2人はフィリップ・バード(13)とコナー・プルエット(14)。その動画は75万回の再生を記録し、1万のユーザーがシェア。Twitterも含め、ネット上には数千件のコメントがあふれている。
■地域では有名な問題児だった
なお、バード容疑者の母親キャリー・タラーさんは、精神鑑定を受けた後は少年拘置所に収監されると説明され、強く抵抗。「まだほんの幼い子供なのに」と泣き叫んだが、裁判官は少なくとも21日間の拘留を命令。次の出廷は今月27日になる予定だ。
一方、保安官のカーマイン・マーセノ氏は、郡保安官事務所の職員で彼らの逮捕に驚いている者はいないとしている。「この2名については、物騒な通報が入り彼らの自宅に急行するということを、これまでも80回近く経験していた」と述べている。