吉村大阪府知事、兵庫県知事の退職金カット条例に賛同 「4000万はおかしい」
議会に初出席した兵庫県の斎藤元彦知事の退職金カットの条例に大阪・吉村洋文知事も賛同。「政治家は公に尽くせ」と主張した。
21日、大阪府知事の吉村洋文知事がツイッターを更新。8月1日付けで知事に就任した兵庫県の斎藤元彦知事が同日に初めて議会に出席し、自身の給与を3割・退職金を5割カットする条例案を提出したことに言及した。
■斎藤知事に賛同
吉村知事は、「兵庫・斎藤知事が公約の身を切る改革を実行」としつつ、斎藤知事が条例案を提出したとする記事を投稿。
「1期4年で4000万の税金退職金はおかしいよ」と率直な意見を出しつつ、「ぬるま湯を満喫してる政治家はパフォーマンスと騒ぐが、大抵、そんな政治家ほどたいした仕事してない。みんなで税金をパクムシャ。厚遇を目指すなら民間で頑張れ。政治家は公に尽くせ」と政治家へ厳しく指摘した。
■昨年総額報酬が最下位だった吉村知事
吉村知事は、昨年の12月に「退職金も含めた全国47都道府県知事の任期4年の総額報酬表はこの通り。47位が大阪府」と明かしつつ、全国の知事の給与一覧表を公開したこともある。
表を見ると件名は隠れているが、1位は「1億4971万円」となっており、最下位には大阪の「7073万円」と大きな差が開いている。吉村知事は、昨年に出演したテレビでも「退職金0、給料は3割減」と話していた。