キャリアを捨て黒魔術に魅了された女性 儀式で愛人の子を道連れに死亡か
将来を嘱望された女性が黒魔術にはまり、儀式で娘を殺害後、自分も命を絶った。
キャリアを捨て、黒魔術に取り込まれた女性が1歳の娘とともに死亡しているのが発見された。『Mail』など海外メディアが報じている。
■おぞましい光景
ロシアのロストフ・ナ・ドヌで、エリザベート・ツァレフスカヤ(32)とその娘(1)が自宅で死亡しているのが発見された。経験豊富な捜査陣ですらひるむほどの凄惨な現場では、血がそこら中に飛び散り、黒魔術関連のものが散乱していたという。
死亡が発見されたとき、エリザベートは裸の状態で娘の上に覆いかぶさっていた。また、猫も犠牲になっており、エリザベートが刺したと思われる傷が全員の体にあった。こうしたことから、地元メディアは彼女を『魔女』と称し事件を報道している。
■黒魔術と愛人
夫アルタルさんによれば、エリザベートは優秀で、将来を嘱望された建築士であると同時に、才能あるファッションデザイナーでもあったという。しかし、黒魔術に興味を持つようになったせいで、職を辞し、死者との交流を持とうとしていたそうだ。
事態はさらに悪化し、アルタルさんが仕事で留守中に同じく黒魔術に傾倒するアントンさんという男性と出会い、その子を身ごもったのだという。
■捜査は継続
現場となった部屋には内側から鍵がかかっており、エリザベートは自分の命を絶つ前に、娘と猫を儀式によって刺殺したと推察されている。また、部屋には愛人であるアントンさんの写真が、目をくりぬかれ血だらけの状態で落ちていたというが、アントンさんの現在の行方はわかっていない。
アルタルさんは妻に裏切られたにもかかわらず、妻が産んだ愛人の子を当初は自分の子供として育てていたという。そんなアルタルさんのためにも、事件の真相解明が望まれる。
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(文/しらべぇ編集部・原田パラン)