新型コロナ患者増加でICUが満床　重病男性が43もの病院に受け入れ断られ死亡

関連記事:「ワクチン接種すべきだった」　コロナ感染し両肺移植を受けた男性が心境を告白

■「どうかワクチンを」と遺族

レイさんの遺族は死亡記事を公開し、その中で新型コロナウイルスに関係ない病気に苦しむ救急患者もいることを強調。そういう人たちが満床を理由に受け入れを拒否されることが二度とないよう願う遺族は、「ワクチン未接種の方は、ぜひ接種を受けていただきたいのです」と書き込んだ。

アラバマ州におけるワクチン接種率は、決して高くはない。またアメリカではそうした接種率が低い地域で感染拡大が依然として深刻で、入院患者が増えていると伝えられている。

関連記事:高須院長、がん治療で入院手続き　入院先の病院は「コロナ治療は世界一」

■「新型コロナが憎い」は7割超

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,880名を対象に調査したところ、全体の75.7%が「新型コロナウイルスが憎い」と回答した。

感染して苦しんだから、大事な人が亡くなったから、以前のような暮らしができなくなったから、仕事に影響が出たからなど理由はさまざまだろうが、この男性の遺族もやはり新型コロナウイルスが憎いに違いない。

「少しでも早く以前と同じような暮らしがしたい」。そう多くの人が望んでいるが、新型コロナウイルスは多くの人の暮らしにあまりにも大きな打撃を与えている。