田原総一朗氏、総裁選不出馬の菅首相に同情 「続投許さなかった」「非情なもの」
ジャーナリストの田原総一朗氏が、8月26日の菅首相との面会を回顧。直後に総裁選不出馬を表明したが、当時は続投を進言したという。
ジャーナリストの田原総一朗氏が、17日に自身の公式ブログを更新。菅義偉首相の総裁選不出馬は周囲に追い込まれたためだと指摘し、政治の世界の非情さを語った。
■総裁選告示を受け…
田原氏は3日に菅首相が次期総裁選の不出馬、事実上の退任を表明したことに触れ、その要因が支持率の下落だと指摘。続けて、コロナ対応の失敗による医療逼迫などが下落要因だとさらに指摘していく。
続けて、「支持率の下落に動揺したのは 自民党議員たちである。『これでは秋の衆院選を戦えない』というわけだ」と党内政局に言及し、「二階幹事長、安倍前首相や麻生財務相も、『菅続投でよい』と言っていたのが、考えを変えた」と電撃辞任の内幕を明かした。
■4候補者を分析
その後は、「そして9月17日、自民党総裁選が告示となる。いったい次期総裁は誰になるのか」として、今回の総裁選に立候補した岸田文雄議員、高市早苗議員、河野太郎議員、橋本聖子議員の現状を分析。各候補者がどのような立ち位置かを、政策や党内の立場を絡めて解説する。