『NHK上方漫才コンテスト』“ラストイヤー”はビスケットブラザーズが優勝
「第51回NHK上方漫才コンテスト」の決勝で、ビスケットブラザーズが優勝。石川県地震の影響で放送が23日に延期に。
お笑いコンビ・ビスケットブラザーズが、8月30日にNHK大阪ホールにて開催された『第51回NHK上方漫才コンテスト』で優勝。その放送が23日(木・祝)午後10時〜NHK総合テレビ(関西地方)に決定した。
16日に放送予定だったが、石川県で震度5弱の地震が発生したため、放送が延期されていた。
■関西の若手のステータス
1971年に始まった同大会は、結成10年未満のプロの芸人が対象のコンテスト。歴代の優勝者には、オール阪神・巨人、ますだおかだ、フットボールアワー、笑い飯、和牛、ミキらが名を連ねており、とくに関西の若手芸人にとってはステータスとなっている。
ビスケットブラザーズは、Bブロックのステージでコント「レジ使い」を披露し、審査員の投票で5票を獲得。Aブロックを勝ち抜いたニッポンの社長との決勝戦では、コント「キャバクラ」で5票を獲得して優勝を飾った。
■コントと漫才で2冠
ビスケットブラザーズは、ともに吉本総合芸能学院(NSC)大阪校33期生のきんと原田泰雅が2011年に結成。主に原田の強烈なキャラクターを活かしたコントを得意としており、奇抜で予測不可能な展開ながらも、心温まるポイントが含まれた不思議な魅力で人気を博している。
昨年には「第9回ytv漫才新人賞決定戦」で漫才を披露して優勝しており、コントと漫才で2冠を達成することとなった。
なお、コンテストの模様はNHKプラスで配信予定。ビスケットブラザーズは来年1月14日に東京・ルミネtheよしもと、1月22日には大阪・よしもと漫才劇場で単独ネタライブも予定しており、こちらも注目だ。