故・望月めるさんのメモリアル写真集『mell』が発売決定 十代最後の夏に撮影

「もちめる」こと望月めるさんセルフプロデュースの写真集が10月15日発売。彼女が見せたかった「もちめる」が収められたメモリアルな一冊。

■「望月める」が生きていた証として

望月める

望月めるさんが5歳で最愛の母を亡くしたあと、「楽しいことも悲しいことも唯一隠さず話してきた」というお祖母様からコメントが届いている。

「ファンの皆様、望月めるの祖母でございます。いつも応援してくださり本当にありがとうございます。この度、様々な方のご尽力で、望月めるの写真集が出版されることになりました。


めるは、幼少の頃から色々な意味で強い自意識が在り、でもそれは私の目から見てもすてきな輝きを持っていました。尊重して育てて来たつもりですが、彼女は自分の思いを上手に伝えることがとても苦手な上に、相手の言葉から真実を汲み取るのが苦手でした。


そのためにご迷惑をおかけした方もいらっしゃると思います。人との関わりの中では大変なことも多々有りましたが、自分のやりたいことを貫く強さと力を持ってはいました。しかし半面、寂しがりやで、繊細で傷つきやすい子でした。


ミスiDに選ばれてからは、アイドルとしてステージにも立ったり、悩みながらもキラキラと輝く日々を送っていたと思います。たくさんのファンの方々の期待にどうやって答えようかと嬉々として語っていためるを、この写真集を見ると思い出します。


婆バカですが、望月めるが生きていた証しとして、お手元に置いていただけますようお願いいたします。ありがとうございました」


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■もちめるセルフプロデュース写真集『mell』

望月める

<望月める(もちづき める)>

ミスiD2019「君がいる景色が、この世界~夜~」賞をきっかけに世に出ると、”もちめる”の愛称で、インターネットを中心に特に同世代の女の子からの圧倒的支持を集めたが、昨年末、20歳でこの世を去る。

なお、ご遺族からの申し出により、この本の印税の全額は彼女と同じように悩みを抱え支えを必要としている、居場所の無い中高生と十代女性を支援している団体に寄付される。

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(文/しらべぇ編集部・ホンマみつる

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