反ワクチン派の母親から幼い娘に新型コロナ感染 高熱が出た数時間後に死亡
「ワクチンは打たない」と決めていた女性が感染し、子供にも…。娘はすぐに重症化し亡くなった。
ワクチン未接種の女性が新型コロナウイルスに感染し、娘にも…。いきなりの重症化に続き娘が亡くなったこと、そして女性が「接種に反対していたことを後悔している」と話していることを、『New York Post』などアメリカのメディアが報じた。
■ワクチン反対派だった母親
アメリカ・テキサス州ガルベストン郡で暮らす女性が、体調を崩して検査を受けたところ、新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。
この女性はワクチン反対派で、未接種だったとのこと。家には子供が複数いるため自分から感染させることを心配し、家の中で自己隔離して過ごしていたという。
しかし同じ家にいるなかでは限界があったとみられ、4歳の娘カリちゃん、そして生後5ヶ月の赤ちゃんも感染してしまった。
■いきなりの重症化
カリちゃんのほうはしばらくすると高熱を出し、その約5時間後に死亡した。
予想もしていなかった娘の死にショックを受けた女性がメディアの取材に応じ、「あの子はとても元気だったのに、亡くなってしまいました」「コロナは娘をあっという間に奪ってしまったんです」とコメントしている。
小さい子が重症化し死亡するケースは多くはないというが、カリちゃんは元気だったにもかかわらず感染し、あっという間に重症化して息を引き取った。