西川きよし、愛妻ヘレンの後押しでがん発覚した過去語る 「本当に感謝」
7年前に前立腺がんを患った西川きよしが、早期診察啓発イベントに出演。自身の体験を事細かに語った。
漫才師の西川きよし、ヘレン夫妻が14日、東京・丸の内で開催されたヤンセンファーマ主催「医師への相談を『おくらせない手紙』キャンペーンキックオフイベント」に出演。2015年の前立腺がん発覚時の苦悩を事細かに語った。
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■高齢男性に増える「前立腺がん」
今回のキャンペーンは、高齢男性に増えている「前立腺がん」の早期発見を目指すため、医師への診察を促すことを目標にスタートした啓発企画。
加齢とともに罹患(りかん)率が上がる一方、男性器や排尿に関わることから誰にも相談できずがんが進行してしまうケースが多く、受診を“おく(遅)らせない”ため、大事な家族や友人に手紙でその状況を知らせようという試みである。
9月20日「敬老の日」には、進行症状のチェックリストも入れた「手紙に変化しそのまま贈れる」アクション型新聞広告が全国展開される予定だ。
■「あなた以上に驚いてた!」
2015年に前立腺がんが発覚し、治療経験のあるきよしは、「漫才師は笑顔を作らないといけない仕事。前立腺がんと聞いた時はガックリきました。一家の主として家族を守らないといけない立場でしたからね」と回顧。
ヘレンが「本当にビックリしました…もともと主人は60を越えたくらいから前立腺肥大を持っていたのですが、まさかがんとは驚き」と続けると「あなた以上に私が驚いていましたよ! だって1時間30分おきにトイレなんです。寝ている間も。この往復が一番辛かった」とツッコミをいれつつ、当時を語った。