13歳少女が暴行され妊娠・出産 家族にも及んだ誹謗中傷を苦に自殺
望まない妊娠に悩んでいた少女が出産。その後に家を抜け出し、自ら命を絶った。
赤ちゃんを産み、将来を悲観していた女の子。家族にまで迷惑をかけたことに耐えきれず井戸に飛び込んでしまったことを、『Times Now』などインドのメディアが伝えた。
■襲われて妊娠した少女
インドで暮らしていた13歳の少女には、家族にも打ち明けられない秘密があった。それは、性的暴行の被害を受け妊娠してしまったこと。それでもおなかはどんどん大きくなり、出産が迫ったころには家族にも妊娠を知られてしまった。
また周囲にも「あの家の娘が妊娠したようだ」と悟られ、そのせいで家族が誹謗中傷されることもあった。ただでさえ不安でいっぱいだった少女は、家族が苦しむ姿に胸を痛めていたという。
■家を抜け出して井戸へ
悩んでもおなかは大きくなり続け、ついに出産のときが訪れた。少女は自宅で陣痛に耐え、そのまま元気な男の子を出産したという。
その直後に家族は大事な行事に参加するため外出し、少女は赤ちゃんとふたりで留守番することになった。出産しても母性は芽生えなかったとみられ、少女は赤ちゃんを置き去りにして家を飛び出してしまった。
出産で疲れきった体を引きずるようにして目指したのは、ある畑に設置されている深い井戸だった。