結婚式を無断欠席したゲストに請求書を送りつけた夫婦 アリ・ナシで世論真っ二つ
莫大な費用がかかる披露宴において、無断欠席は失礼にあたる。ふたりの勇気を称える声は多い。
先月に結婚式を挙げ、晴れて夫婦となったある男女。だが当日、無断欠席したゲストに請求書を送りつけたという。その件に関する投稿がさっそく炎上してしまったことを、『INDEPENDENT』や『CNN』など海外メディアが報じている。
■109人を招待した披露宴
アメリカ・イリノイ州のシカゴに住むダグ・シモンズさん(44歳)とデドラ・マッギーさん(43歳)。ふたりは8月18日、家族をはじめ親しい親戚や友人、同僚たちを呼び結婚披露パーティを開催した。
会場にしたのはジャマイカのロイヤルトン・ネグリル・リゾート&スパで、109人のゲストを招待したそうだ。
■事前に4回もの出欠確認
ふたりはゲストに対し、あらかじめ出欠確認を4回ほど行い、それぞれの意思を確認したうえで挙式の全ての費用を前払いしていた。にもかかわらず、当日に無断欠席するゲストが数名いた。
「このご時世、不安だから欠席するという気持ちも理解できますが、少なくとも私たちに連絡してほしかった」と話すダグさんとデドラさん。せっかくの晴れの日に、とても悲しく残念な気持ちになってしまったそうだ。
■1人1万3000円を請求
そこでふたりは、無断欠席したゲストに対し、飲食代として1人あたり120ドル(日本円にして約1万3,000円)の請求書を送ることに。
ダグさんはFacebookに「これは僕たちの結婚式に無断欠席した方への請求書です。ひと言でいいから欠席の旨を知らせてほしかったのに、大変残念でした。気を悪くしないでください」とコメント。請求書の写真をシェアし、支払い方法を指示している。
■「当然」か「やりすぎ」か
この話題はまたたく間に拡散され、世間の意見は真っ二つに割れて、炎上する事態となった。
「無断欠席は失礼すぎる。請求書を送るのは当然」とふたりの勇気と行動を称える声が優勢だが、中には「やりすぎだ」「ネチネチしてる」という否定派の意見も。さらに、同じような経験をしたことがあるという人もいるようだ。
このようなときは黙って我慢するべきなのか、はっきりと怒りを表わすべきなのか、ふたりの元には数百ものメッセージが押し寄せているという。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)