消臭ビーズが鮮やかな海に大変身 作者は「感動を共有できてうれしい」
「自分の感動を共有できたこと、多くの人にほめてもらえたことはこの上ない喜び」と作者。
2021/09/11 18:00
消臭ビーズは水分で膨らむ、高吸水性ポリマーという粒。この粒の中に消臭液を入れてできるのが、一般的に販売されている消臭剤だ。消臭ビーズに含まれる消臭成分が悪臭成分と反応し、別の成分へと変化させることでニオイがなくなる。
この消臭ビーズの意外な使い方が、SNS上で大きな話題となっている。
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■海を泳ぐサメがテーマ
ジョン・ドウさんは、もともとガンダムのプラモデルを使ったジオラマ作りが大好き。最近は色々な玩具を使ったジオラマにハマっているという。今回は「海を泳ぐサメを表現したい」というコンセプトのもと作品作りを始めた。
そんな時、消臭ビーズを使った「缶詰めガンプラ動画」を見たことを思い出したという。早速その方法を応用できないかとチャレンジ。
■水をゆっくり入れると
密閉できる容器に消臭ビーズをたくさん入れた後に、水をゆっくり入れるとビーズが限りなく透明に近くなるという。結果として光の加減や屈折率の影響で、海の中のゆらぎを再現できるようになるそうだ。
「じつは何も知らずに思いつきでやっていた。この作品を見てくださった皆さんから仕組みを教えてもらった」と話す。この作品にかかった材料費の総額は1,200円だという。