プラットホームから転落した男性が15分救助されず… 電車にひかれて死亡
コロナ禍とあってひと気がなく、男性に救いの手を差し伸べる人はいなかった。
帰宅途中だった男性が、プラットホームから線路に転落。そのまま悲惨な亡くなり方をしていたことを、『Metro』 などイギリスのメディアが伝えた。
■コロナ禍でひとけのない駅
2020年5月のこと、イギリスで暮らしていた男性(59)が電車に乗って自宅を目指した。コロナ禍でロックダウン状態にあり、駅にも人がいない頃のことだった。
そんな中、駅に電車が到着したため男性は下車。しかしプラットホームが曲がっており、電車とのあいだに大きな隙間があることに気づかなかった男性は、その隙間から線路に転落。電車とプラットホームの間に挟まれ、動けなくなってしまった。
■線路に転落し絶体絶命
午前10時10分頃に転落した男性だが、引っ張り上げてくれる人はおらず困り果てた。しかも電車の運転手にも見えない場所だったため、ひどく焦ったもようだ。
1分以上にわたって隙間から抜け出そうと努力したがうまくいかず、電車はそのまま発車。男性は電車に押しつぶされる形となり、致命傷を負って線路に倒れ込んだ。