吉瀬美智子、飛び込み台で立ち往生の子供に「挑戦することは素晴らしい、でも…」
ジャパネット新CM発表会に吉瀬美智子が登場。
8日、都内にて「ジャパネット 新企業CM発表会」が開かれ、女優の吉瀬美智子と東京オリンピックで女子100m走ハードルに出場した寺田明日香選手が登場。CMのテーマである「勝ち負けではない価値」について語った。
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■CM撮影で思わずうるうる
新CMの中で、中学校受験をする息子の母親を演じている吉瀬は「撮影の雰囲気を思い出すと泣きそうで。いかに普通に、そこにいるお母さんに見えるようにって演出だったんです。そこに答えられるようにメイクも薄く、自然に演技できるように」と微笑む。
真冬の映像だが、実際の撮影は夏。「（息子役の中村太陽に）暑かったよねー…すごい天気が良くて。マフラーに手袋にダウン。モデルやってたので夏に冬の格好離れてますが、熱中症ヤバいなって」と苦労したそう。
■オリンピックのスタートラインで「ポポポ」
そんな吉瀬を見て、寺田選手は「もう…すごく輝いてらっしゃって。いい匂いがします（笑）」とうっとり。
テーマである“勝ち負けではない価値”について問われると、「10代後半の私は“勝ち”が全て。当たり前。それ以外に価値はないと思っていたんですが…負けが続くようになり、過去の成績やプライドと戦うことが多くなって。それまでの過程、自分の目標を持つ重要さに気がつけたので成長の大きな一歩だったと思います」と語る。
「いろんな方の力を借りて、スタートラインに立つことができて。無観客の開催ではあったんですけど、ポポポっと家族やスタッフ、いろんな方の顔が浮かんで…『オリンピックってこういうところが特別なのね！』と思いました」と、先日のオリンピックを振り返る。
さらに、オリンピックが終わって娘とお風呂に入り、「普段は目標タイム行かなかったとか、厳しいことばかり言う娘が『ママ準決勝行けてよかったね、おめでとう』って言ってくれて…ちょっとジンときた瞬間でした」と、こちらまでウルっとしてしまいそうなエピソードを明かす。
■失敗した子供に…
どんなに努力しても、失敗することもある。
そんなときにどんな言葉をかけるか聞かれた吉瀬は、自身の子供とのエピソードを披露。
「子供と行ったプールに飛び込み台があったんですが、（飛び込み台の前で）10分、15分飛び込まなくて、さすがにクレームが出て。一度引き戻して、決して怒ることはせずに『挑戦することが素晴らしいよ。でも、周りがあまりにも見えてなさすぎるので考えようねと言いました」と笑っていた。
吉瀬の出演する新CMは9月8日より特設HP、12日より全国にて放映予定。
