基礎疾患のない大学生が新型コロナ死 母は「ワクチン接種させるべきだった」と悲痛
まだ19歳。元気いっぱいだった女子大学生が死亡した。女性もその家族もワクチン未接種だった。
若者の新型コロナウイルス感染拡大が深刻化している。ある大学生も体調を崩し、感染が発覚。その19日後に死亡していたことを、『FOX 4 News Dallas-Fort Worth』などアメリカのメディアが伝えた。
■元気だった女性が重症化
アメリカ・テキサス州で暮らしていた女子大学生のブリアナ・グレイさん(19)が、体調を崩したため新型コロナウイルスの検査を受け、7月31日に陽性結果を得た。
ブリアナさんは若く基礎疾患もなかったが、体調は悪くなるいっぽうで、陽性判明から1週間後には入院。病院で治療を受け始めたものの回復することはなく、人工呼吸器が必要な状態まで悪化してしまった。ブリアナさん、そしてその家族全員がワクチン未接種だった。
■急変に続き最悪の事態に…
どうにか持ちこたえていたブリアナさんだが、ある朝に病状が急変。そのわずか数時間後に帰らぬ人となった。感染発覚から、わずか19日。あまりにも早い死だった。
また母親のタビサさんは死去前に電話で話をしたというが、ブリアナさんはおびえきった様子だったという。