わかるけどもっ… カルディ「イクラのいらないイクラ丼」のお味は
カルディから発売されている「イクラのいらないイクラ丼の素」。怪しすぎる、そのお味は…。
ステーキソース＆ガーリックライスの素や黒トリュフケチャップなど、クオリティ高すぎなオリジナルアイテムを数多く販売しているカルディコーヒーファーム。
そんなカルディの商品で、今話題になっているのが「イクラのいらないイクラ丼の素」。いや、イクラ丼にはイクラいるでしょ。イクラ丼買って、イクラ乗ってなかったら詐欺だわ。
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■鮭もびっくり
問題の商品がこちら。「イクラのいらない」なんて言われたら、そりゃ鮭もびっくりだわ。
「ええっ！？ 君は正気かい！？」とでも言いたそうな顔。わかる。
原材料を見ても、醤油、魚介エキス、卵黄、みりん…イクラのイの字もない。イクラを返せ。
原材料にすら入ってないんだね！ 知ってた！！
■中身はタレ、以上。
中には、謎のタレが2袋。
真っ白なほかほかご飯に…
怪しい液体をかけていく。見た目は色の濃い卵かけご飯だ。
実際に食べてみると、なんとも言えないお味。「これはイクラ丼です！！」と言われればそうだけれど、脳みそがちょっと困ってしまう。おいしくないわけではないのだが…好みが分かれそう。
■具材を足したら！？
食感がないのがいけないのか！？ ということで、翌日はサーモン丼のタレとして使用。サーモンの刺身の上から、イクラ丼の素をかけると…おや、なんだか昨日より見た目がいい。やっぱり鮭、君は必要だったようだ。
実際に食べてみても、満足感が段違い。これから「サーモンとイクラの親子丼です」と言われても納得できる味。刺身なんてお金かかるじゃん！ という人は、鮭フレークでもよさそう。とにかく親を連れてこい。話はそれからだ。
■卵もうなぎもいらない…？
この〜のいらない丼シリーズ、じつは他にも2種類でている。
一時期「卵がいらない！？」と話題になったのが、この「卵かけご飯の素」。妊娠中など、生卵が食べたいけど食べられない人の救世主として人気を博している。
卵かけご飯を愛する者としては…ちょっと味が濃すぎる。半分に減らしても塩味が強すぎたため、ご飯ではなく、うどんなど水分多めのものに好みの量を調整しながらかけるのがよさそう。
■今日からは毎日丑の日！？
うな丼のタレは、「今日からは毎日丑の日！」と強気過ぎる発言。それは無理だろ。
完全にうなぎのタレな上、しっかり色が濃くて笑ってしまう。
実際に食べても「ああ、だいぶ味の濃いうなぎのタレだね！」としか言いようのない物体。タレご飯が好きな人ならおいしく食べられるかも。これも…やっぱりしょっぱすぎる。魚や卵など、何でもいいから油で焼いたものを乗せたい…。
どれも「さすがカルディ！」と手放しに褒めることはできないものの、ちょっと工夫すればおいしく食べられそう。興味がある人はチャレンジしてみては。
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（取材・文／しらべぇ編集部・たつき あつこ）
