40年以上前に起きた老女暴行事件 DNA一致で犯人をようやく逮捕
70代の女性が性的暴行の被害者に…。事件解決には、あまりにも長い時間がかかった。
安全なはずの自宅でとても恐ろしい目にあい、心身ともに傷ついた高齢の女性。しかし犯人が逮捕されたのは事件発生から40年も経ったあとだったことを、『The Sun』など海外のメディアが報じた。
■1980年に起きた暴行事件
今から41年前のこと、イギリスのウィルトシャーでひとり暮らしをしていた女性(当時71)の家に、1人の若い男が無断で押し入った。
このとき女性は物音で目を覚ましたが逃げ遅れ、寝室に入ってきた男に性的暴行を加えられた。その後に女性からの通報を受けた警察はただちに捜査を開始し、男の行動を把握するなどして身柄確保には至っていた。
■起訴を免れた男
警察は起訴に向けて努力したが十分な証拠を得ることができず、かき集めた遺留物を保管したままいったん断念することに。男はこうして自由の身になり、被害を受けた女性は自宅にいても安心して暮らせない状態に陥った。
結局は別の家に移り住んだというが、その後も不安を抱えたまま長い間苦しんでいたという。