車椅子ごと運河に転落した娘を救おうと… 86歳の父親が飛び込み死亡
自力では水から出られない娘を救うため、命をかけた父親。勇気ある目撃者らも続いて運河へ…。
■遺族のコメント
家族によると、男性は高齢にもかかわらず、大事な娘の介護・世話に専念していたのだという。他の家族が介護にかかわっていたのかなど、詳しいことは明かしていない。
また家族は男性らを救おうとやはり運河に飛び込んだ人の行為に触れ、「深く感謝しています」「このようなことになりショックを受けていますが、助けてくださった方がいることに元気をいただきました」とコメントしている。
■「大切な人のために死ねる」2割以上
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査した結果、全体の24.3%が「大切な人のためになら死ねると思う」と回答した。この男性にとっても、娘は自分の命を犠牲にしてでも救いたい大切な存在だったようだ。
娘が一日も早く回復し幸せに長く生きることを、男性は最後の瞬間まで願っていたに違いない。ちなみに娘は救急搬送されたが体調は安定しており、すでに自宅に戻って静養しているという。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,721名(有効回答数)