美人インスタグラマーをストーカー男が殺害 SNSの危険性が改めて浮き彫りに
使い方によっては、住んでいる場所や家族の顔までバレてしまうSNS。有名になるほど苦労も多い。
アメリカで美人インスタグラマー兼モデルとして活躍していた女性が、このたびストーカーの男に殺害された。「SNSで自身をアピールしすぎるのは、やはり危険だ」との声もあがっており、事件の詳細を『KHOU』などの海外メディアが報じている。
■フォロワーは260万人
殺害されたのは、“ミス・メルセデス・モール”という愛称とともに、インスタグラムやアダルト系SNS『OnlyFans』で活躍してきたジャネー・ガニエさん(33)。インスタグラムで、260万人以上ものフォロワーを持っていた。
しかし8月29日、テキサス州ヒューストンの郊外にある自宅で、変死体となって発見。遺体には首を絞められた跡があったという。
■犯人はストーカーの男
この事件の容疑者は、ジャネーさんのファンであり、フロリダ州のケヴィン・アレクサンダー・アコルトという34歳の男だった。最近までジャネーさんに対し、執拗なストーカー行為を繰り返していたことがわかっている。
アコルト容疑者も自宅アパートで遺体となって発見されており、鋭利なもので刺したような傷が複数見つかっている。警察はジャネーさんを殺害したあと、自身も自殺を図ったものと見ているという。
■2人に面識は?
地元警察のローウェル・ネイナスト氏によると、アコルト容疑者とジャネーさんが交際していたという証拠はないものの、容疑者が彼女の自宅に無理やり侵入した形跡が見つかっていない。
こうしたことから、ふたりが以前にどこかで会ったことがあるのか、顔見知りだったのかなどを含め、警察は現在も捜査を進めている。
■SNSも使い方次第
さらにジャネーさんは少し前、妹のロンドンさんに「ストーカーにつきまとわれている気がする。怖い」と打ち明けていたという。
ロンドンさんは「姉は8月26日にインスタグラムに写真をあげていて、その時は大丈夫な感じがしたのに…。姉がいなくなってしまい、私の心は空っぽです」と話している。
事件が報じられると、世間からは「やはりSNSで自分をアピールしすぎるのは危険だ」「高いお金を稼いでも、情報はバレる一方。安全と命には代えられない」といった声が相次いだ。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)